オーガスト・ベルモント2世(August Belmont Jr.、1853年2月18日 - 1924年12月10日)は、アメリカ合衆国の金融業者、競走馬のオーナーブリーダー。 黎明期のニューヨーク市地下鉄(1900年 - 1904年)の建設に資金を供給し、その運営会社であるインターボロー・ラピッド・トランジット(IRT)を長年保有していた。 それ以外にもルイビル・アンド・ナッシュビル鉄道の理事長を務め、また同鉄道の親会社であるサザン・パシフィック鉄道、およびナショナルパーク銀行の取締役も務めた。また、1914年にマサチューセッツ州に作られたケープコッド運河の建設にも資金を提供している。 サラブレッド競走馬のオーナーブリーダーとしても著名で、ベルモントパーク競馬場の創設者でもある。