ジョン・ジェイ・マクロイ(John Jay McCloy、1895年3月31日 - 1989年3月11日)は、アメリカ合衆国の弁護士、外交官、銀行家、大統領顧問である。第二次世界大戦中は、ヘンリー・スティムソンの下でを務め、ドイツの妨害工作、北アフリカ戦線における政治的緊張、日本への原子爆弾投下への反対などの問題に対処した。戦後は、世界銀行総裁、対ドイツ高等弁務官、会長、外交問題評議会議長、ウォーレン委員会委員、フランクリン・ルーズベルトからロナルド・レーガンまでの歴代大統領の顧問を務めた。 今日、マクロイは「ザ・ワイズ・メン」と呼ばれる外交政策確立のための長老グループの一員として記憶されている。このグループは、超党派性、現実的な国際主義、非イデオロギー的傾向を特徴とする政治家のグループである。